松ノ木峠からのリベンジ 冠山
R7(2025).1.4
(かんむりやま)

1139.98m
広島県廿日市市


駐車場  松ノ木峠 2時間15分 分岐 54分 冠山 47分 分岐 39分 雪原 1時間11分 松ノ木峠 駐車場
6:57  7:02 9:17 10:11
10:29
11:16 11:55
12:19
13:40 13:43

合計時間6:46分(休憩1時間1分を含む)  距離9.4km 獲得標高749m

2023年の1月に松ノ木峠から冠山登頂を目指しましたが、
寒波到来直後で、スノーシューを履いていても膝まではまり込む雪の深さ。
登りはじめが遅かったこともあり、1164mの先の雪原で無念の撤退。
寒波到来冠山 今回はやばかった

昨年2月に汐川コースから登り、山頂をとることができました。
リベンジ!冠山 R6.2.12 

でも、やっぱり松ノ木峠からリベンジしたい!
2025年の2025年の山はじめは松ノ木峠からの冠山リベンジ登山に決定です。
箱根駅伝を見ながらいそいそと準備をし、
登山口に近いスパ羅漢に向かってGO!!!

今年初めてのk-aiとことこ旅
道の駅スパ羅漢がちょうど1月3日から営業開始で
温泉が大人気で順番待ちでした。
いいお湯でほっこりしたら
お待ちかねのお鍋とロング缶
もぅ、たまらん!!
今年もいっぱいk-aiでとことこ旅しようね。
2年前山頂に行けなかったのは、出発時間が遅かったのも一つの要因
その教訓を生かし、朝6時に道の駅を出て登山口へ。
2年前は、廃屋だったけど、ドックランになっていて
帰りに駐車料金500円を払いました。

明るくなるのを待って7時出発。
松ノ木峠登山口
前回の三瓶から使い始めた10本爪アイゼンを装着してスタートしました。
しばらく新しい雪は降っていないのか
雪は固く氷っぽい
踏み跡もあり、前半は歩きやすい道でした。

道の右側は広島県
左側が山口県
植生がはっきり分かれています。
登っていくはずが下り
ということは帰りは登り
手前が958のピーク
奥が1164mピークかな
冠山はまだはるか向こう
尾根で風が抜けるところは
帰りはトレーズが消えていました。
うさぎさんが遊んでる
丘を左に巻いていくところ
ここに2年前はクマの足跡がありました。
植林の中に入っていくと傾斜がきつくなってきます。
ここはいつきても登りにくい
今回アイゼンで足場をしっかり踏みしめることができたので
安心して登れました。
アイゼン最強!
1164のピークを過ぎてすてきな景色にうっとり
でも、目の前に急坂が見える・・・
見上げるような坂を登っていきます。
前回ここは膝まで埋まり、足を抜くのが大変でした。
今日は雪が固いのと、
アイゼンのおかげで
しっかり踏みしめながら歩けたので
一歩一歩確実に足が前に出ました。
雪原まで来ました。
前回はここで12時になってしまい撤退しました。
8:43
時間にも体力にも余裕があります。
雪原を過ぎたあたりから雪が深くなり、交代でラッセルすることにしました。
9:17
寂地との分岐に来ました。
ここまで2時間と少し。

入口にはやたらテープが付いていましたが、
次のテープが雪に埋もれていて
踏み跡をたどったら
登山道から少し左にそれてしまいました。
コンパスとYAMAPで方向を確認しながら
慎重にリカバーしました。
冠山山頂直下です。
さぁ、山頂はもうすぐだ!
山頂に近づくにつれ
風が強くなりました。
雪が氷の刃のように頬を刺して痛い。
山頂到着動画
 
 10:11 山頂到着
リベンジ達成です!
 
 山頂はマイナス10度
凍てついた氷の世界でした
 少し北に行くと展望がいいところがあったはず・・
と思い進んでみましたが、
吹雪で何も見えませんでした。。
写真を撮るために手袋を外した手がヤバい・・
猿政山の二の舞になる前に
山頂を離れることにしました。
帰りは慎重にテープをたどって分岐まで戻りました。
分岐の近くに歩きにびっしり生えていたのはキノコの仲間かな??
雪の中でがんばってっているね。
雪原まで戻って昼ご飯
相棒手作りのターフはまるでおうちでした。
風から守ってくれて
お湯を沸かしておいしいカップヌードルと約束のコーヒー

あたたかいって幸せです。
1164mピークの手前で
ようやく太陽が顔をのぞかせてくれて
展望が見えました。
1164から急坂を降りていきます。
ここもアイゼンのおかげで、がっしり雪面をとらえて
安全に下りることができました。
アイゼン手放せません。
13:43 駐車場に戻りました。
こんなに早く下りれるとは、正直思っていなかったのでちょっとびっくり。
ずっと氷点下だったのに、
びっしょりかいた汗が、がんばった一日の証です。

帰りにスパ羅漢で買った大山アイスで元気回復。
さぁ、お家に帰ろう!
最高の山はじめリベンジ登山に、今夜も乾杯だ~🥂

おくちゃんのお花畑

アミヒラタケ

サルノコシカケ科のキノコです
若い時は食用になるようです

アウトドアレポート